春の香嵐渓でカタクリを見て、お土産に「もみじの衣揚げ」を買う

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紅葉の名所として有名な豊田市足助の香嵐渓で、早春に開花するカタクリをみてきました。秋よりも春の方が好きになるほど見事なカタクリの群生でした。

また、帰りがけに立ち寄ったお店で「もみじの衣揚げ」をお土産に買いました。本物の紅葉の葉っぱに甘い衣をつけて揚げたお菓子です。これが本当に美味しかった。我が家の定番土産になりそうです。

香嵐渓で買ったもみじの衣揚げ

愛知県では珍しいカタクリの群生

愛知県豊田市足助町の香嵐渓といえば、愛知県民には紅葉の名所として知られています。香嵐渓=紅葉というイメージが強いんですが、春になるとカタクリの群生が一斉に開花して見事な景色をみせてくれることは意外と知られていません。

香嵐渓の他に愛知県内でカタクリの群生が見られる場所は豊橋市のカタクリ山ぐらいなので、県内の群生地として希少な存在です。

と偉そうに語ってますが、僕自身実際に見に行ったことがなかったので、今年初めて香嵐渓のカタクリを見に行ってきました。

気温によって花の開き具合が異なるカタクリの花

2020年3月24日、雲ひとつない晴天の中、足助町に向けて車を走らせます。長久手市からは猿投グリーンロードを通れば1時間もかからずに着くことができます。町内の宮町駐車場に車を停め、群生地まで約10分ほど歩きました。

香嵐渓は、矢作川の支流である巴川と飯盛山が織りなす渓谷のことですが、肝心のカタクリは飯盛山の北西斜面に群生しています。

歩道に沿って飯盛山を登ると、カタクリの花が一面に広がる様子を見ることができました。無数の薄紫色の花が咲き誇る様は圧巻です。秋の紅葉よりもずっと見応えがあります。

香嵐渓の飯盛山に咲くカタクリの花

ところで、カタクリの花といえば花びらが裏側に反り返った姿をイメージしますが、香嵐渓のカタクリはそこまで反り返っていません。どちらかといえば、花が閉じかけているものが多い感じです。

花が開いていてもこの程度
花びらが反り返ったカタクリの花(wikimedia

花の時期が終わりに近いので花が閉じかけているのかと思いましたが、例年の開花時期(3月下旬から4月上旬)から考えると説明がつきません。暖冬で開花時期が早まったのかも、などと考えながら飯盛山を下り、足助の街並みの散策へ。

帰りがけに、「紅屋」というお菓子屋さんに立ち寄りました。お店の方とカタクリについて話をしていると、花の開きが悪いのは、単に気温が低いためだと教わりました。カタクリは、花の咲く時期でも気温が下がると花が閉じ、気温が上がると再び反り返るという性質があるそうです。

足助の紅屋さん

確かに、この日は晴天でしたが冬物の上着が必要なほど気温が低かった。カタクリがそこまで気温に敏感な花だとは知りませんでした。勉強になりました。

「もみじの衣揚げ」の衝撃

紅屋さんでショーケースを眺めていると、「もみじの衣揚げ」なる品を発見。なんでも、本物のもみじの葉っぱを塩漬けし、塩抜きしたあとに、甘い衣を付けて揚げたお菓子なんだとか。

自宅のイロハモミジにのっけてみた

あとで調べてみると、大阪府箕面市でも同様のお菓子が作られていて「もみじの天ぷら」として売られています。世間的にはこちらの方が有名なようです。以下のYouTube動画では、箕面市の「もみじの天ぷら」の製造工程を知ることができます。基本的には「もみじの衣揚げ」も同じ製法だと思います。

家族全員一致で「もみじの衣揚げ」の購入が決まり、2袋入りの商品を買って帰りました。たしか、1袋300円程度だったので、2袋入りで600円ぐらいだったと思います。

食べてみると、パリパリとした衣の食感のあとに優しい甘さが口の中に広がります。どこかで食べたことのあるような、懐かしい味わいがします。衣の存在感が大き過ぎて肝心のもみじの味は感じませんでしたが、逆に嫌な食感もなく食べやすいお菓子でした。

子供も気に入ったようなので、今後足助方面に行く際は「もみじの衣揚げ」を買って帰ることになりそうです。

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