家族で海上の森を散策してシデコブシの花をみてきました

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2月に次女と一緒に歩いた海上の森へ、今回は奥さんと長女も連れて行ってきました。お弁当をもって、家族みんなでピクニックです。

海上の森を家族みんなで歩きました

ピクニックの目的は、シデコブシの花の観察。3月半ばなので例年の開花時期よりも少し早めですが、わずかに開花した薄桃色の花を見ることができました。

シデコブシ以外に、早春の花やチョウも観察しました。みんな、疲れながらも楽しんでくれたようです。

海上の里山や湿地を歩くロングコース

前回来たときは遊歩施設を歩きましたが、今回は海上の森のメインルートへ入ることにしました。あいち海上の森センター(ムーアカデミー)で配布している散策マップに書かれていた「海上の里山や湿地を歩くロングコース」というルートを歩きます。

このルートはまず、ムーアカデミーを出発して吉田川沿いに赤池(広久手第2池)方面に向かいます。赤池まで行ってしまうと道が途切れるので、途中で川沿いを離れて休憩施設の里山サテライトへ。里山サテライトからは海上川を下って四ツ沢を目指します。四ツ沢から三角点に向かって山を登ったあとは、屋戸川の湿地を歩いたのち、五輪塔を経由してムーアカデミーに到着するというもの。

お目当てのシデコブシは屋戸の湿地にあります。

散策マップには所要時間2時間40分と書かれていました。おおよそ5kmのコースです。

里山サテライトまで

ムーアカデミーに車を停め、10:30にコースイン。吉田川沿いは日陰の多い涼しげな道でした。ウグイスの美声を聞きながら歩きます。なだらかな道だったので、1歳半の次女も自力で一緒に歩いてくれました。

杖を片手にあるく次女

途中、地味ながらも見たことがない模様のチョウに出会いました。帰りにムーアカーデミー館内に置かれていた資料で確認したところ、タテハチョウ科のテングチョウであることがわかりました。なぜテングなのかというと、横から見たときに頭が天狗のように長いからだそうです。この写真ではわかりませんね。

テングチョウ

赤池から里山サテライトに向かう道は坂道や尾根が続いたので次女を抱っこすることに。3月ですが穏やかな陽気だったので、抱っこされながら寝てしまいました。

里山サテライトに到着したのがちょうど12:00ごろ。ここで昼食をとりました。里山サテライトとは海上の森のなかにある無料の休憩施設で、名前の通り人家と田畑がある里山の中に建てられています。

建物内は土間と板間だけのシンプルな作りですが、昔ながらの風情があって心が落ち着きます。縁側で寝転んでいるだけで寝てしまいそうです。うっかり写真を撮り忘れましたが、庭先には井戸もありました。

奥さん手作りのお弁当を頬張りながら小一時間ほど休憩し、13:00ごろに四ツ沢に向けて歩き始めました。

ショウジョウバカマとコバノミツバツツジ

里山サテライトから海上川沿いに歩きながら、ピンク色の綺麗な花を見つけました。これもあとで名前を確認して、ショウジョウバカマと判明。従来はユリ科でしたが、APG体系ではシュロソウ科ショウジョウバカマ属に位置づけられる植物です。

ショウジョウバカマの花

四ツ沢では、カメラの前で座って談笑しているおじいさん達に出会いました。なんでも、野鳥が現れるのを待っているんだとか。すごい執念。さすがに真似できません。

四ツ沢からは三角点を目指して坂道を登ります。この日一番疲れた道でしたが、三角点からの眺望はなかなか。眼下には瀬戸のデジタルタワーや愛知環状鉄道が見えました。ちなみに、三角点の標高は166.5m。

海上の森の三角点からの眺望

三角点から屋戸の湿地に向けて歩きながら見つけたのがこのツツジです。ヤマツツジかと思いましたが、これまた資料によるとツツジ科のコバノミツバツツジだそうです。まだ周りの木々が冬の装いの中で、鮮やかな薄紫色は一際目を引く美しさでした。庭木に欲しいなあ。

コバノミツバツツジ

屋戸川まで降りると、川沿いに湿地が広がります。しばらく歩くと貧栄養湿地という看板が立てられた場所に着きました。ここには小さな池があり、池のそばの湿地には紫色の花が枯れ草の中から顔を出していました。立派なカメラを持った人からこの花の名前がハルリンドウだと教わりました。春に咲くリンドウだからハルリンドウだと。そのまんまのネーミングですが、覚えやすくて助かります。

ハルリンドウ

ちょっと遠かったシデコブシ

ハルリンドウが咲く池をあとにして湿地を歩いていると、ようやくシデコブシを発見。やはりまだ時期が早かったようですが、ちらちらと花が見えます。1分咲といったところでしょうか。咲き始めの薄ピンク色の花が見えました。

歩道から離れた場所で咲くシデコブシ

ただ、シデコブシとの距離が遠い!20mぐらい離れていたんじゃないかな。遠くてよくわからないので近寄って観察したいところですが、湿地保護のため歩道外を歩くことができません。

満開になれば離れていても美しいんでしょうが、この時期に遠くから見るシデコブシはなかなか辛いものがあります。

せめてもっと望遠のレンズを持ってくるべきでした。残念。

遠目からシデコブシの花を観察したあと、五輪塔を経てムーアカデミーに戻りました。そして、ムーアカデミー館内の展示をみたあと、車で帰路につきました。

次はみんなで登山かな

奥さんも長女もハイキングや登山の経験がありません。そんな2人が今回の散策を楽しんでくれるか心配でしたが、意外にも好感触だったようです。海上の森は、家族で自然散策するには最適な場所でした。

夜、奥さんに『愛知県の山』を渡したら喜んで読んでくれました。眺望が良好で2〜3時間で歩ける山をみつけて、暑くなる前にみんなで行こうかな。

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