サトイモ「石川早生」の植え付けとマルチ栽培(貸し農園)

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貸し農園に、サトイモの種芋を植えてきました。芽出しの手間を省くため、マルチを使った栽培をしてみます。

畝を立てる奥さん

サトイモ「石川早生」の種芋を購入

貸し農園の年間栽培計画に書いたとおり、春からサトイモの栽培を始めます。サトイモといってもさまざまな品種があるので、どの品種を栽培するのかを選ばなければいけません。

サトイモの品種は、植え付けた芋(親芋)自体を食べるものと、親芋から育った小芋を食べるものとに分けることができます。『野菜づくり大全』[1]では、小芋を食べる品種の方が育てやすいと書いてあり、代表的な品種として石川早生(いしかわわせ)や土垂(どだれ)などが挙げられていました。

石川早生は名前の通り石川県が原産の早生品種。芋のサイズは小ぶりで皮が剥きやすいので、きぬかつぎに利用されます。土垂は関東地方で栽培される代表品種で、ぬめりが多く煮崩れしにくいのが特徴です。

きぬかつぎは僕の好物なので、今シーズンは石川早生を育てることにします。さっそく、JAあいち尾東の長久手グリーンセンターに種芋を探しに行きました。しかし、石川早生の種芋は置いていませんでした[2]

次に向かったのは、ロイヤルホームセンター長久手。グリーンロード沿いでアクセスしやすいのでよく利用するホームセンターです。園芸売り場では、石川早生や土垂といった代表品種の種芋が売られていました。ここで石川早生の種芋を購入。500g入りで699円(税別)でした。メーカーは花の大和。プランターで育てているミョウガの苗と同じメーカーです。

畑に植え付ける前の石川早生の種芋

購入した種芋はまだ芽が出ていません。種芋は芽出ししてから植え付ける方が成功率が上がるようですが、面倒なので今回はこのまま植え付け作業に入ります。

畝づくりとマルチング

『野菜づくり大全』では、畝やマルチを使わずにサトイモを栽培する方法が紹介されています。酸度調整を済ませた土に植え付けのための溝を掘り、そこに種芋を植えて置き肥をするという方法です。

一方で、畝に溝を堀り、そこに種芋を植えて置き肥をしマルチングするという方法もあるようです。植え付け段階ではマルチには穴を開けず、発芽してサトイモの芽がマルチを押し上げてきてから穴を開けます。マルチによって地温が上がり成長が促されるので、芽出しをしていなくても安定して栽培することができるというわけです。

芽出しをしていない種芋を植え付けたいので、今回はマルチを使ったサトイモ栽培を行います。

まずは畝を立てます。間縄を目印にして、幅70cm、高さ10cm、長さ2mの畝をたてました。畝の中央には、幅15cm、深さ15cmの溝を掘ります。この溝に、40cm間隔で種芋を置きました。種芋と種芋の間には置き肥として堆肥300gと化成肥料30gを施肥しました。溝に土をかぶせたらマルチシートを貼り、サトイモの植え付けは完了です。

植え付けた種芋と置き肥

マルチを張ったあと、水やりをしていないことに気づきました。一瞬青ざめましたが、『野菜づくり大全』を確認すろと、土が湿っている場合は水やり不要と書かれていました。幸い、土はかなり湿っていたので水やりしなくても大丈夫でした。

あとは、サトイモの芽がマルチを押し上げるまで待つだけです。

トウモロコシ用の畝も準備

この日の作業はサトイモの植え付けだけで終わる予定でしたが、時間と体力に余裕があったのでもう一つ畝をたてておくことにしました。4月中旬から栽培を始める予定のトウモロコシ用の畝です。

植え付け場所に堆肥3L/m2と化成肥料100g/m2を全面施肥し、サトイモと同様に幅70cm、高さ10cm、長さ2mの畝をたてます。この畝にマルチシートを張り、準備完了です。

写真奥がサトイモのマルチ、手前がトウモロコシのマルチ

意外と難しかった畝立て

人生初の畝立て、マルチング、サトイモの植え付け作業でした。これがなかなか難しかった。とくに畝が綺麗に作れません。NHK趣味の園芸のベジガーデンではいとも簡単に整った畝が作られていますが、僕の畑ではボコボコの畝になります。

おそらく、この原因は土の質にあると思います。ベジガーデンや良く手入れされた畑の土はさらさらと軽い土ですが、僕の畑の土はどっしりと重く硬い土。土の塊が多く、整形しにくいために畝が綺麗に作れないのではと考えています。根本的な土質改良をしないといけないかもしれません。

とまあ、いろいろと課題はありますが、やはり土いじりは楽しいですね。こんなに沢山のミミズやタンポポを見たのは何年ぶりだろうか。

今回は家族全員で行きましたが、奥さんも子供も楽しみながら農作業をしてくれました。長女はこの春から中学校に通います。一緒に畑に行く機会も減ってしまいそうですが、なるべくみんなで畑に行けるようにしたいですね。

参考

  1. 藤田智(2019)藤田智の新・野菜づくり大全, NHK出版.
  2. 後日あらためて確認すると、石川早生も置いてありました。しかも安くて良い種芋でした。行くのがちょっと早かったみたいです。

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