貸し農園に、夏野菜の苗を植え付けました。今回植え付けたのは、トマト、ナス、キュウリ、タカノツメ、ショウガ、ウコン、キクイモ。ようやく農園のスペースが埋まってきました。

三貴フラワーで苗を調達
貸し農園の栽培レイアウト案に従って、4月中旬から下旬にかけて植え付ける苗や種を調達しに行きました。購入先は、いつもの三貴フラワーセンターです。おとずれたのは4月22日。緊急事態宣言下なので、店先にはこんな掲示が。

マスクやハンカチなどで口が常に覆われていないと入店できないルールになっていました。売り場のほとんどが屋外なので換気は十分ですが、お客さんの年齢層が高めなのでこうした処置は必要なんでしょうね。僕ももちろんマスクをして入店しました。
この時期、店内には夏野菜の苗が所狭しと並べられています。一番人気のトマトでは数十品種もの苗が用意されていました。これだけの品揃えがあるお店はなかなか無いですね。

様々な品種に目移りしながらも、目的の野菜の苗を購入しました。まずはトマト。育てやすいのはミニトマトですが、同じものだけだと飽きちゃうので、大玉からミニまで様々な品種を選びました。大玉トマトのホーム桃太郎EX(78円)、中玉トマトのフルティカ(98円)、ミニトマトのアイコ(78円)とミニキャロル(78円)をそれぞれ1苗。
また、トウガラシのタカノツメ(78円)も1苗選びました。

ナスの苗は定番品種の千両ナスを2つ、中長ナスの代表である黒陽ナスを1つ選びました。キュウリは夏すずみ1種(168円)しか置いてなかったので、これを2苗購入しました。

これに加えて、ショウガとウコンの栽培のために、種ショウガと種ウコンを購入しました。ショウガは三洲ショウガ、ウコンは秋ウコン(ターメリック)です。
苗の植え付け
購入した苗は、翌23日にすべて植え付けました。植え付け方は、基本的に僕のバイブル『野菜づくり大全』に添いました。
トマト苗の植え付け
まずはトマトの植え付けです。トマト用の畝は4月5日にすでに用意してあったので、畝立てや施肥は必要ありません。マルチに穴を開け、はす口を外したじょうろで水をやり、水が引いたら苗を植えます。仮支柱を指して固定したら、はす口をつけて再度水やりをしました。

苗間60cmで4つの苗(アイコ、フルティカ、ミニキャロル、ホーム桃太郎EX)を植え付けました。今後は、畝の両サイドに2本の支柱を立て、2本仕立てにする予定です。
ナス苗とタカノツメ苗の植え付け
お次はナスとタカノツメ。こちらは畝の準備がまだだったので、畝立てから始めます。以前、化成肥料と堆肥を加えて耕したはずですが、記憶が曖昧だったので念のため堆肥を少し加えました。長さ2m、幅は適当に60cmぐらいの畝をたて、マルチを貼りました。あとはトマトと同様の方法で植え付けます。

苗間60cmでナスを3苗(千両を2つと黒陽を1つ)とタカノツメ1苗を植え付けました。
キュウリとキクイモの植え付け
ナス、タカノツメ用と同様にもう1つ畝を立て、そこにキュウリの苗を植え付けました。これも同じ植え付け方法です。夏すずみの苗2つを植え付けました。

植え付け作業中、貸し農園を利用しているおじさんが話しかけてきて、自分の畑で余ったキクイモの種芋を譲ってくれました。キクイモは、ほとんど手間がかからず大量に収穫できるそうです。ちょうど、キュウリ用の畝に空きスペースがあったので、キュウリの苗の横に種芋を2つ植え付けました。

ショウガとウコンの植え付け
この日の最後の作業はショウガとウコンの植え付けです。この2つに関してはマルチを張らず、平畝に溝施肥したのち種ショウガと種ウコンを植え付けました。水やりはしていません。


長さ2mの畝に、種ショウガと種ウコンをそれぞれ4つずつ植えたので、かなり手狭です。すべてしっかりと発芽したら、少し間引いた方がいいかもしれません。
風除けは必要なのか
キクイモをくれたおじさんは、苗に風除けを設置した方が良いとアドバイスをくれました。苗がしっかりと根付くまで肥料袋やレジ袋を被せて風除けをしておくと、生育が良くなるそうです。
『野菜づくり大全』には風除けについては書かれていませんし、仮支柱があるので大丈夫だとは思いますが、最近風が強いので少し心配なのも事実です。試しに、ミニトマトの苗にでも風除けを設置してみようかと考えています。
参考
- 藤田智(2019)藤田智の新・野菜づくり大全, NHK出版.
このブログmyrsinifolia.spaceの管理人。愛知県長久手市に暮らす4人家族の父です。自然が好きなので、ガーデニングや自然遊びの話をよく投稿します。他にも、長久手市のことや趣味のカメラ、クルマのネタなども取り上げます。